東京大学腫瘍外科・血管外科のご紹介です。当科は炎症性腸疾患の治療に長い歴史と国内有数の経験がございます。直腸癌の治療といたしまして、化学療法はもちろん、従来の治療法では人工肛門造設が必要な場合であっても、放射線により出来る限りそれを回避する方法で行っています。腹腔鏡手術につきましても結腸癌や直腸癌に展開しております。
また、平成24年の7月から、最先端の技術として世界的に注目をされているロボット支援下手術−ダヴィンチ(da Vinci)を導入いたしました。この「ダヴィンチ」を使用してのロボット手術は、3本のアームによって人の手の稼動域を超えて手術をすることが出る3D内視鏡の手術であり、直腸癌の手術に大きな変革をもたらしました。